筆の持ち運び方

今回は、絵の具を使う時の必須道具・筆をどのように持ち運んでいるのかを検証しました。何の変哲もないようで意外とバリエーション豊かな筆入れを紹介します。

 パターン1:セットに付いてきた筆入れ

これが一番多数派なのではないでしょうか?絵の具やパレットや筆などをセットで購入した時に入っていたプラスチックの筒状の入れ物です。

筆入れとして単体でも販売しており、安価で手に入り軽量な上、コンパクトで納まりも良いという最もシンプルかつお手軽な入れ物です。


 パターン2:習字の筆をまとめる筆巻き

これは習字で使う筆を入れる竹製の筆巻きのことで、筆入れという使用用途は一致しているのでとても使い安いです。

また、プラスチック容器のように中に収納できる筆の上限が決まっているわけではないので、どれだけ筆をたくさん持っていても新しく買い直したりする必要が無く楽なようです。


 パターン3:定規のカバー

これは相当珍しいパターンでしょうが、実際にいました。30㎝の溝引きプラスチック定規のカバーを、筆入れとして勘違いして筆を入れて持ち歩いているパターンです。

私にはその発想が無かったので最初は驚きましたが、意外と筆をすんなりと出し入れできます。そんなにたくさん入れることができないのが難点ですが、ちょっとした持ち歩きには最適かもしれません。


 パターン4:自分で作る

市販の物はどれも一長一短あり自分の肌に合わないので、自分の好きなように自作するパターン。自分の持っている筆の長さや量・使い勝手など全て自分でカスタマイズできるので使いやすさは抜群です。ちなみに余談となりますが、私もこのパターンです。

私は使い勝手や筆の安全を最優先に、接着芯やクッション性のある布で作った後、端にフックを付けて鞄の持ち手やホックなどに付けることができるような筆入れを作りました。全て自分好みに作ったため、使い心地は言うまでもなく、今でも愛用しています。

いかがでしたか?この他にも、ちょっとしたお出かけなどには直で鞄に突っ込んでしまう…という人もいるようです。みなさんもこれを機会に今一度筆の手入れをしてみてはいかがでしょうか

J'rt

-美大生による美大生のためのキュレーションサイト-

0コメント

  • 1000 / 1000